Some Photographs and Caption about Cervelo S3 2014/2015 Fork Set.
S3のフロントフォークはフレーム本体とシートポストを共用する2014/15モデルのS2に対して差別化が図られている部分の一つ。 両者のカタログ写真を比較すると、太さがぜんぜん違う。 太さだけが性能の良し悪しではないと思うが、剛性感には寄与しているであろうし、ただでさえGlamorousなSシリーズのダウンチューブとの視覚的バランスにおいては、S3のフォークの方がよく見える。 これがS5になると、フレーム共々更にMassiveに……というのはCerveloの本国サイト内のSシリーズページを見るとよく分かる。 以下参考URL。
http://www.cervelo.com/en/bikes/s-series.html
上の写真はエンド部分で、フルカーボン製。
上の写真はクラウンレースが本来付く場所だが、コラム基部がテーパー状になっていて、クラウンレースを別途圧入せずに使用できる様になっている。
フレームのシートチューブにも燦然とUCI Approvedラベルが貼ってあるが、実はここにも。 が、コードが違う。これには理由があって、Cerveloの一部のモデルでは、フレームとフォークでそれぞれ別の承認コードがある為。 写真内に見えるCERV-FK42-RDと言うのは、このフォーク固有のコード。 他メーカーも含めたUCIの承認コード一覧表(2015年3月9日版)に興味があれば以下のURLから。
http://www.uci.ch/mm/Document/News/Rulesandregulation/16/60/87/ListofApprovedModelsofFramesandForks_English.pdf
このPDFで確認すれば、どのフレームとフォークが専用品、あるいは共用されているのかや、仕様変更やrevision違いで承認コードが複数存在する可能性※1等の情報源の一つになる。
※1 実際このFM90/S3フレームにはフォーク用の承認コードが3種類(型式名がFK35/40/42)存在する。
フォーク単体の重量は、コラムカット前の状態で375gだった。 なお、国内代理店である東商会のWebサイトでの表記は370g。 以下、参考URL。
http://www.eastwood.co.jp/lineup/cervelo/new_s3.html
S3付属のヘッドセットパーツ一覧と総重量。 70g。 なお、前述のコラム基部の形状により金属製クラウンレースが不要となった為、同パーツは付属していない。 ベアリングの型番からして、普及品であるFSAのOrbit ISシリーズの別注異径仕様かと思われ……とか言ってたら、やはり前述のWebサイト上表記でもFSA IS2の表記があった。 いずれにしてもメンテナンス交換時はメーカー純正パーツの取り寄せが必要そう……つまりはムダに高い予感。 ロゴ入りステムキャップとトップカバーはアルミ製。
と、少しモヤモヤしたので改めて調べてみたところ、どうもFSAの市販ヘッドセットであるIS-2-138の構成要素の内、トップカバーを標準付属のH2271B(15.2mm/Stack Height 18.7mm)から、よりハイトの低いH2271A(6.7mm/Stak Height 10.2mm)に差し替えたバージョンの模様。 よって、付属品一式全てを交換するなら、やや高価と思われるメーカー純正パーツとしての取り寄せが必要である点に違いはないが、ベアリングやスリーブだけであれば、市販品のIS-2-138または、トップカバーがカーボン製になっているIS-2C-138を安く購入し、必要なものだけ利用する方法や、FSAのアフターパーツ・あるいは同等品としてベアリング単体で購入する手もあるということで、道が開けた気がする。 なお、上のチャートはFSAの海外版カタログから必要要素を抜き出した上で再構成し、当方で作成したものである故、参考資料として。
標準的な上ワン側ベアリング(MR122)に対して、並べると大きく感じる1-3/8″下ワン側ベアリング(MR031)。 1-1/2″は更にデカイんだろうが、これでも充分デカイ。 なお、どちらも製造は、台湾のTH Industries社製。
フォークセットに付属してくる部材の一覧。このフォークでは長さ調節のカットを行った後に、アルミ製のスリーブを2液式エポキシ系接着剤を使用してカーボンコラム内に接着し、スリーブ内のスターファングルナットで固定を行う仕組みになっている。 その為、作業に必要なサンドペーパー、脱脂用IPAパッド、接着剤、接着剤を混ぜたり塗布するための木製スティック等(おっさんには棒アイスのハズレにしか見えないが)が付属している。 ポジションが不変の状態で決まっている人にとっては、確実性から見れば確かにこの方法がベストだが、体調・距離・シチュエーションに合わせてコラム高さをよくいじる自分にとってはやや不便な為、これらは使用しない予定。
スリーブ内を除くとスターファングルナットが埋まっているのが見える。
こんにちは。
私は2016″Cervelo R5に乗っています。第自転車のヘッドチューブにもやはりH2271Aトップカバーがかかっていますね。
このトップカバーの高さが低すぎるようで15mm程度の互換性のあるカバーに変えるために、検索をして、ここに来るようになりました。
あなたの文を読んでみるとH2271Bという製品で変えるといいようです。この製品は、別途販売されていないでしょうか?
あるいは必ずFSAの製品がなくてもH2271Aの代わりに使用できる約15mmの高さのトップカバーを知ることありますか?
すでにいくつかのFSAのトップカバーを(H2100B、H2128、H2169B)購入してインストールしてみようしたが、すべての規格が合わず、インストールできませんでした。
もし助けを得ることができるかして文を載せてみます。
Googleの翻訳を使用して作成した文章なのでしっかりと意味が伝達されるか心配になりますね^^ ;;
AYAさん
thanks for your comments,
コメントありがとうございます。
こちらも上手く伝わると良いのですが。
H2271Aが低いなら、コラムスペーサーを挾むのが手軽ではありますが、見た目が良くないとお考えでしょうか。
H2271BはFSA orbit IS-2-138 headsetの一部なので、あなたの国のFSAディーラーにパーツだけで注文出来るか問い合わせてみるのはどうでしょうか。
もし不可能なら、ベアリングは消耗品ですし、後々のメンテナンス交換用の為にとっておいて、headsetで注文しても良いのではないでしょうか。
以上参考になれば幸いです。
markanan
こんにちは。久しぶりです。
アドバイスしてくださったことに基づいてIS-2-138ヘッドセットを購入してH2271Bと交換することに成功しました。
もともとは7mmの高さのH2271Aとスペーサー15mmを設置した状態でしたが、今では15mmの高さのH2271Bに5mmのスペーサーだけ残しました。私の考えでは、今が見栄えのよいと思われる。全体の高さは2mm低くなっただけなのにんですね。 🙂
そして、もう一つ見つけた情報がありますが、以前にインストールしようとして失敗したと申し上げたH2100Bが、実際には互換性のある製品だったという点です。ただH2100Bをインストールするには、専用のコンプレッションリングも一緒に交換しなければならすることがあります。私H2271Aと使用していたコンプレッションリングをそのままにしてトップカバーのみH2100Bに変えようとしたため、失敗したようですね。
しかし、意外にカーボントップカバーのH2100Bよりアルミ製品H2271Bが軽量であるため、H2271を使用することを決めました。
とにかく助けてくれたことに感謝いたします。もともとは、より早く挨拶をしに来ようとしたが、少し遅れてですね。常に楽しく安全なライディングをハシギル祈ります.
ブログを拝見させていただきました。
大変参考になり助かっております。
恐縮で申し訳ありませんが、ご存知でしたらご教示願います。
今、2017型のs3を組み立てているのですが、
ステムトップキャップを2Nm締め付けると、
ハンドルが回らなくなってしまって困っております。
締め付けトルクに問題があるのでしょうか?
もしくはコラム基部にグリスを塗る等の措置が必要なのでしょうか?
ご存知でしたらご教示の程宜しくお願い申し上げます。
IWATAさん
コメントありがとうございます。しばらく多忙でコメントチェックが疎かになり、確認が遅れました。申し訳ありません。
基本的な走行に直結する機能部分ですので、経過した期間を考慮するとおそらく解決済みであると思われ、ひとまずコメント承認だけさせていただきますが、多も含めて万が一お役に立てることがありましたらお知らせください。
以上取り急ぎコメント御礼とお詫びまで